目次
塾講師への転職を考えるときに、確認しておきたい4つのポイント!
この記事では、塾講師への転職を考えるときに、
求人情報には載っていないけど、確認しておきたいポイントをまとめています。
実際に私が、学校教師から塾講師へ転職したときに、
「これ知ってたら転職しなかったかもな」と思ったポイントをあげたいと思います。
塾講師への転職 Point1「残業は何時間あるのか、残業代は出るのか」
多くの学習塾では、
勤務時間が13:30~22:30となっています。
それ以外の残業については、求人情報には載っていません。
しかし、実際に私が働いていた学習塾では、
午前中に研修があったり、授業の練習がほぼ強制されていました。
また、「授業の準備を勤務時間内にやってはけない」という暗黙のルールもありました。
「残業しろって言ってるのと同じじゃん」と思いましたが、
勤務時間が終わった後に次の日の授業の準備をしていました。
なので時間外労働はかなりありました。
それでも残業代はほとんど出ません。
基本給にあらかじめ数千円の手当が含まれていて、
「それが残業代だよ」って感じでした。
完全に会社が都合のいいようなシステムですね。
転職してから後悔しないために、残業や残業代についてはしっかり確認しておくべきです。
塾講師への転職 Point2「ボーナスや退職金はいくらぐらいか」
次に確認しておきたいのが、ボーナスや退職金です。
私が教師のころは、1年目の冬から30万以上ボーナスをもらっていましたが、
塾講師のころは10万でした。
お金にそこまでこだわらなくても、
転職してボーナスが3分の1になるのはけっこうきついです。
月給だけに注目していると、転職した後に痛い目を見ることになります。
ボーナスは会社の業績にも影響されるので、
正確な金額が分からなくても、最近の業績ぐらいは把握しておきたいです。
また、ボーナスが少ない会社は、
退職金も少ない場合が多いです。コチラもできればチェックしておきたいポイントです。
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塾講師への転職 Point3「給料はちゃんと上がるのか」
次にチェックしておきたいのは、「給料がちゃんと上がるのか」です。
求人情報には月給20万~50万と書いてあると、
「頑張れば50万もらえるのかな」と思うかもしれませんが、
現実はそんなに甘くはありません。
10年以上頑張っても、入社時とほとんど月給が変わらない塾講師もたくさんいます。
実力がないわけではありません。
給料は上がらないくせに、責任と仕事量は増えていきます。
私が働いていた学習塾は、特にそういう人が多かったです。
私の上司は、毎日疲れ切った顔して出勤していました。
そんな姿を見て、将来の希望を感じなくなり、
私は塾講師を辞めることにしました。
塾講師への転職 Point4「夏休みや年末年始の勤務体系」
最後に確認しておきたいのが、夏休みや年末年始の勤務体系です。
塾講師にとって、夏休みは一番の繁忙期です。
転職する前から、夏休みは大変だと覚悟していましたが、
想像以上のきつさでした。
毎日朝9:00から夜の10:00までずっと授業で、
1日に最低7回は授業をしていました。
全部同じ単元の授業なら、授業の準備は1回分だけで済みますが、
ほとんど学年や単元が違う授業だったので、
その分授業の準備にも時間がかかります。
朝から夜まで授業をして、その後に7回分の授業準備をしていたので、
本当にきつかったです。
特に1年目・2年目は授業の準備にも時間がかかるので、
かなり大変でしょう。
ちなみに残業代はほとんどでませんでした。
また、年末年始も講習があるため、
大晦日や元旦にも出勤しなければいけません。
転職する前はその事実を知らなかったので、
あらかじめ知っていたら転職はしなかったと思います。
以上のように、塾講師に転職するときは、いくつかの注意が必要です。
学習塾によって条件は異なりますが、
ここで挙げた情報は求人情報には載っていないことがほとんどです。
転職した後に後悔しないためにも、
いろんな手段で徹底的に調べてから転職を考えた方がよいと思います。
企業説明に参加したり、
転職エージェントなどに相談すれば、
多少は具体的な情報が手に入るかもしれません。
転職を検討するときは、そういった機会は必ず利用しておいた方がよいと思います。