英語リスニング練習法 「シャドーイング」のやり方
英語のリスニングを上達させるために、効果があると言われているのが「シャドーイング」という勉強法。
この記事では「シャドーリング」のやり方や効果などをご紹介しています。
シャドーイングとは
シャドーイングとは、「英語を聞いたらすぐ後を追いかけて発音する」という勉強法です。
「shadow」とは英語で「尾行する、追いかける」という意味があります。
英語を聞いたらそのすぐ後、時間にして1秒もたたずに聞こえたまま英文をマネして発音してください。
このときにセリフが書いてあるテキストは一切見ません。テキストを見ずに、聞こえたままマネをするのがポイントです。
しかし、英語のすぐ後を追いかけて発音していくのは難しいと思うので、最初は英文を丸ごと1文聞いてからマネするやり方でもOKです。
聞き取れなかったら同じ英文を何度も繰り返し聞きましょう。聞き取れるまで練習するのが理想です。
どうしても聞き取れなかったら、必ずテキストで確認してちゃんとシャドーイングできるまで練習してください。
完璧になるまでやろうとすると大変なので、8割ぐらいOKになったらどんどん次に進んだ方が挫折せずに勉強が継続できると思います。
このとき、日本語の意味は全く分からなくてOKです。
まずは英語の発音に慣れることが重要です。
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シャドーイングの効果
シャドーイングの最大の目的は、英語の発音やイントネーションに慣れることです。
なので英文の意味や文法・単語を理解する必要は全くありません。
とにかく聞いたまま発音をマネすることで、自然と英語の正しい発音が身についてきます。英語の正しい発音が身につくと、リスニングが上達し英語が聞き取れるようになってきます。
また英語を話すときに発音やイントネーションがよくなることも、シャドーイングの効果として期待できます。
そしてシャドーイングを繰り返すと、英文も覚えられるようになります。そうすると、覚えた英文をそのまま口にするだけでも十分英会話ができるようになります。
なので一通り英文をシャドーイングしたら、それらの英文を丸暗記することをオススメします。このときは英文の意味をしっかりと確認して、「意味+発音」を正しく覚えましょう。
意味も発音も正しく理解しておけば、ほぼ確実に聞き取れるようになりますし、スピーキングもできるようになります。
このようにシャドーイングでは
・英語の発音に慣れてリスニング力の向上
・英文を覚えて、スピーキングもできるようなる
といった効果が期待できます。
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