実際に教師から転職した後に気づいた教師の良さ

この記事では、私が実際に高校の英語教師から、

塾講師・民間企業へといろんな転職を経験し、

その中で気づいた「教師の良さ」についてご紹介したいと思います。

今、教師からの転職を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

「教師の良さ」というと、「やりがいがある」ということが1つの良さだと思います。

しかし、やりがいを感じるかは人それぞれなので、この記事では除外しています。

 

教師は結果に対するプレッシャーがない

私は民間の大手予備校や、営業職を経験しましたが、

民間企業なので当然のように「ノルマ」があることがほとんどです。

もちろん、そういったノルマがない業種もあると思いますが、

学習塾なら生徒を〇〇人入塾させるとか、営業職なら〇〇件契約をとるとか、

ノルマに追われた生活をすることになります。

 

学校教師の場合は、そういった結果を求められることはほとんどありません。

事故やいじめなどの問題を防いでいれば、

そんなに責められることもありません。

 

民間企業に転職すると、

「お客様にお金をもらって仕事をする」というプレッシャーが出てきます。

その点では、教師のときの方が精神的にラクな状態で仕事ができていたかなと思いました。

そういったプレッシャーを少なくしたい方は、教師を続けるか、ノルマの少ない業種に転職を考えたほうがよいかもしれません。

 

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教師はボーナス、退職金がいい。年齢が上がれば確実に昇給する

次に、私が教師から民間企業へ転職して感じたことは、

給料などの待遇面の違いです。

転職先によって変わると思いますが、

東証一部上場の大手予備校で私がもらったボーナスは1回10万です。

夏・冬合わせて1年間で20万です。

教師の場合は、1年目から冬のボーナスで30万はもらえました。

夏と合わせて、1年間で60万です。

ボーナスだけで、3倍もの差がありました。

驚いたのが、40代のベテランの社員でも1回にもらえるボーナスが20万前後ということでした。

また、退職金も教師と比べたらかなり少ない企業がたくさんあります。

ボーナス・退職金に関しては、

転職前に知ることが難しいですが、できる限りそういった情報を集めてから転職を考えた方が良いと思います。

 

さらに教師の場合は、年齢が上がれば確実に昇給をします。

若い頃は薄給でも、40歳ぐらいになればかなり安定した収入を得ることができます。

しかし、民間の場合はそうとは限りません。

結果を出せば昇給するかと思いきや、

結果を出しているにも関わらず、

30代半ばで10年ぐらい全く給料が変わっていないという社員もいました。

「結果を出しても昇給しない民間企業」と

「問題がなければ確実に昇給する学校教師」、

どちらがいいかは一目瞭然です。

転職先を選ぶときは、基本給だけではなく、ボーナス・退職金・そして将来的な年収までチェックしておくべきです。

 

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教師は夏休みなど、かなりラクなときもある

私が教師のときは、毎月のように残業が100時間を超え、

体力的にはかなりきつかったです。

今、教師として働いている方のほとんどが、同じようにかなりの残業をしていると思います。

中には100時間以上の残業をしている方もいると思います。

ただ、中には比較的ラクな時期もありました。

特に夏休みなどの長期休暇は、授業がないので授業の準備にかかる時間がなくなります。

もちろん夏休みも三者面談や事務仕事など、やることはたくさんあると思いますが、

定時で帰る日も多かったです。

 

しかし、民間企業ではそういった時期はありません。

学習塾なら、夏休みは一番忙しいです。

1年中、通常の授業と並行して何かしらの講習を開催しているので、ラクだと感じる時期はありませんでした。

 

営業職でも毎月ノルマがあるので、一息つく余裕なんてありません。

なので、1年中常に忙しいという状況でした。

それでも教師よりはラクでしたけどね。

教師の場合は、学校行事などで授業がない日や、長期休暇などは少しラクになります。

忙しいときはめちゃくちゃ忙しいですが、

たまにラクな日がくることによって、

精神的にはリフレッシュできていたと思います。

 

「1年中、毎日一定量の忙しさがある民間企業」

「忙しいときは本当にきついけど、めちゃくちゃラクな日もある学校教師」

人によると思いますが、

私にとっては教師の方がリフレッシュする時期があって、働きやすいと思いました。

 

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利益を求めた人間関係をしなくてもいい

最後に感じたのは、教師は利益関係の人間関係がないことです。

民間企業なら、常に利益を求めなければならないので、

時には

全然オススメできない商品を売らなければならないこともあります。

 

塾講師のときも、

何万円もする講習に強引に参加させたり、

塾のレベルに合わない生徒も入塾させたり、

たまに「詐欺と同じじゃないか」と感じることもありました。

営業職の場合も似たような感じでした。

これはけっこうきつかったです。

 

以上のように、民間企業への転職を経験して感じた、

「教師の良さ」を大まかに紹介させていただきました。

民間企業だと、転職先によって環境や待遇が全然違うと思いますので、

転職を考える際は、徹底的にリサーチをして検討するべきです。

 

現在、私は別の仕事をしていて、

給料・休みも満足、そしてやりがいもある職場に転職することができました。

結果的には教師を辞めて良かったなと思います。

もし教師を続けていたら、その後に経験した楽しいことが

ほとんど部活や授業準備で潰れていただろうなと思うからです。

 

でもいくつかの転職を経験して思うことは、

子どもが好きならやっぱり教師はいい仕事だなということです。

体力的には教師が一番きつかったですが、

生徒と関わるのが苦でなければ、魅力的な仕事だとは思います。

その分、犠牲にするものは多いですが。

たまにですが、私も「もう一度教師やりたいな」と思うことがあります。

ただし「一生は無理だな」とも思います。

 

もし、「教師として一生働くことは無理」と思っている方がいれば、

思い切って転職するのがいいのではないかと思います。

ちゃんと探せばいい職場なんていくらでもあります。

それをせずに、不満を抱えながらずっと生きていくのはもったいないと思います。

やっぱり自分の幸せは自分で行動して掴みにいかなければいけないと思います。

 

ただ、テキトーに転職活動をすると後悔もするでしょう。

教師から転職したことを後悔しないためにも、

転職先については十分すぎるほど調べておいた方がよいです。

企業説明会や、無料の転職エージェントサービスなどは、

絶対に利用するべきです。

徹底的に調べてから行動すれば、

教師よりももっとよい職場に転職することは可能です。

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