TOEIC300点台からの勉強法 一気にスコアアップを狙うためには?
990点満点のテストで300点台ということは、
リスニングでもリーディングでもほとんど理解できていない問題が多いと思います。
だいたい偏差値50ぐらいの大学に通っている学生が初めてTOEICを受けると、
300点台~400点台ぐらいのスコアになると思います。
このぐらいのスコアの方はほぼ間違いなく中学校の英文法が理解しきれていないと思います。
もしくは中学レベルの英単語を忘れてしまっている可能性が高いです。
そこで、TOEIC300点台の方はまず中学レベルの英文法・単語から勉強を始めて下さい。
中学のときに英語がそこそこ得意だった方は1週間もあれば復習できますし、
英語が苦手だった方でも、1ヶ月程度で中学の文法を学び直すことはできます。
中学の英文法は覚えることがかなり限られているので、
頑張って勉強すれば意外と早く復習できてしまうと思います。
しかも、中学の英文法は完璧である必要はありません。
だいたい6~7割ぐらい理解できていれば十分です。
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中学校の英文法を勉強しないとどうなるのか?
中学の英文法から学び直してくださいと言うと、
「面倒くさい」「本当にやる必要あるの?」
と思う方がいるかもしれませんが、
中学の英文法はめちゃくちゃ大事です!特に中学1年生の序盤に習う英文法は本当に大事です。
中学1年生の2学期ぐらいまでの英文法をどれだけ理解できるかによって、
その後の英語力が決まってしまうと言っても過言ではありません。
具体的に言うと、
be動詞の使い方や意味、
do、does、didの使い方、
一般動詞とbe動詞の違い、
動詞のsと名詞のsの違い、
などなど、
基本中の基本ですが、意外と理解できていないことが多いです。
この基本をおろそかにして、いきなりTOEICによく出てくる単語を覚えたり、
小手先のテクニックを覚えたりしても、TOEICで高得点を取ることはできません。
300点台から500点台ぐらいまでならすぐに上げられると思いますが、
500点・600点台では、正直言って何の役にも立ちません。
ビジネスでTOEICを使うのなら、最低でも730点、
欲を言えば860点以上を取りたいです。
もし中学レベルの基礎を固めずに勉強を進めていくと、
TOEICスコアアップ500点台~600点台でスコアが伸びなくなる方が非常に多いです。
そこからいくら勉強しても、スコアアップは望めないでしょう。
しかし基礎がしっかり定着していれば、TOEICが600点を超えてからも順調にスコアを伸ばすことができるでしょう。
中学の英文法から勉強し始めるということは、遠回りのように感じるかもしれませんが、
ビジネスで使えるレベルである730点以上、そしてその後英会話を練習するときにも役に立ち、
結果的には英語上達への近道となるはずです。
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どのように英文法を学ぶのか?
これまでにご紹介したとおり、TOEIC300点台の方はまず中学校の英文法から勉強してほしいのですが、
その際にオススメな参考書を2冊ご紹介しておきます。
①中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
こちらは中学生向けの参考書の中でも非常に人気の高い参考書です。
1ページの文字数や問題数も少なめで、イラストなども散りばめられているので、
勉強が苦手な方でもやりやすい参考書だと思います。
そしてこの参考書の長所は、とにかく分かりやすいという点です。
よくある参考書では省略されているような説明も、この参考書では丁寧に解説してくれています。
英語が苦手な方がつまづくポイントを非常にうまくカバーしている参考書です。
私も高校教師として英語が苦手な生徒に教えるときに、
この参考書で使われている説明の仕方をよく参考にさせていただいていました。
②ビリギャル式坪田塾の英文法ノート
こちらはベストセラーにもなった「ビリギャル」の著者・坪田信貴氏が監修した参考書です。
中学レベルの総復習ができる上、
公式サイトでは授業動画を見ることができます。
説明を読んでも理解できないところがあれば、動画を見て勉強することができます。
ページ数がけっこうあって、全てを勉強するのは大変かもしれないので、
自分が分からないところだけを勉強するというやり方でも良いと思います。
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